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Channel: 新・むかごの日記
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オノエヤナギ:尾上柳(駒ケ根の川岸で) 

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春まだきの駒ケ根高原大田切川の遊歩道を歩いていますと、あたりはまだ冬樹の姿の中で、何本か、ひときわ目立つ薄黄色い花をつけた木がありました。花は花でも柳の雄蕊穂のようです。
案内していただいた地元の森林インストラクターのかたの話では、遠くて確かなことはわからないがオノエヤナギ:尾上柳(ヤナギ科ヤナギ属)ではないかということでした。
オノエヤナギは、牧野富太郎が四国の山中で採取し、尾の上(山の上)に生えるという意味で名付けたというわりには四国には少なく、中部地方以北の山地の水辺によく見られます。
高さは5〜10mになり、葉は互生し、長さ10〜16?、幅1〜2cmの披針形で、先は細長くとがり、ふちには波状の目立たない鋸歯があります。
雌雄別株で3〜5月、雄花の穂は長さ2〜4?の円柱形、雄蕊の葯は黄色、雌花の穂は淡緑色を呈します。
カラフトヤナギ、ナガバヤナギなどの別名があります。


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