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Channel: 新・むかごの日記
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ヒマラヤユキノシタ:ヒマラヤ雪の下(名前に違和感があるが)

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庭にヒマラヤユキノシタ:ヒマラヤ雪の下(ユキノシタ科ベルゲニア属)が咲いています。アフガニスタン、パキスタンからチベットにかけて分布する常緑の多年草で、丈夫で寒さや乾燥に強く、庭の石組みや、鉢植えなどで育てられ、基部は太くて短い棍棒状の根茎があり、地面を匍匐するようにして伸びるのでグランドカヴァーにも用いられます。秋に株分けで殖やします。長さ20cmほどの葉は倒卵型で厚くて光沢があり、3〜4月高さ20〜30cmほどの花茎に淡紅色の花を多数固めてつけます。種間雑種ができやすいためいろいろな園芸品種ができるといいます。
見た目には日本のユキノシタに似ないので、ヒマラヤユキノシタという名に違和感がなくもありませんが、大岩軍配、大岩団扇、桜鏡などの日本的な別名があるのに定着しないのは、みるからに外来種っぽいからなのでしょうか。

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