なぜか冬期の通りかかることがおおい山道で、対生で立派な冬芽をもつ木が気になっていました。
偶々最近同じ道を夏通ることがあり、その木はゴマギ:胡麻木(ガマズミ科スイカズラ属)であることがわかりました。
その木がいま冬芽をつけています。頂芽も側芽も大きくて1~2cmほどもあり、図鑑では2対ある芽鱗は外側の1対は早期に脱落し軟毛のある内側の芽鱗だけが残るとありますが、写真ではそのような状態であるかどうかは不明です。下方に少し見えているのは、少し細くて小さい短枝の冬芽と思われます。
念のため、裾の方の小さい芽を少し傷つけてみたら、まぎれもなく強いゴマの香りが漂いました。