薬草園にロベリアソウ(ロベリア草)キキョウ科ミゾカクシ属が咲いていました。
北アメリカ原産で、別名はセイヨウミゾカクシ、ニコチンに似た効果を持つ物質を含むとされとされ、英名がIndian tobaccoで、禁煙サプリメントとして利用されているといいます。
ロベリアソウと聞いて思い出したのが、園芸のハンギングなどでおなじみのロベリアでした。調べてみるとロベリアソウの学名はLobelia inflata、園芸品種のロベリアはLobelia erinus.Lで、両者は近い仲間でした。
ちなみに後者は、南アフリカ原産で、瑠璃蝶蝶、瑠璃溝隠、酸梗菜(漢名)の別名があり、匍匐性、矮性、高性などに分けられ、よく分枝してこんもりと半球状の草姿になります。
まとめてロベリアといわれるミゾカクシ属は世界に300~400種ほどあるといわれ、日本ではミゾカクシ(アゼムシロ)やサワギキョウが知られています。この仲間の花は5弁の唇形で左右対称、下方の3弁は大きく張り出すのが特徴です。