急に思い立って雪の金剛山に行ってきました。
きっかけは、ネット上の金剛山の山歩き記録にクマザサの茂った道を歩くなどの記事があったのを思い出し、雪をかぶったクマザサの写真を撮れないかという、我ながら気まぐれな思い付きでした。
クマザサは熊笹ではなく、冬季、に葉が乾燥して、縁に白色の隅取りができるのでこの名があります。寒い冬、独特の模様になるクマザサを雪の中で見たらどうなるか勝手にイメージを膨らませての金剛山でした。
クマザサ:隅笹(イネ科ササ属)は、本州中国地方、四国、九州地方に野生または野生化する、あるいは京都府に自生地があるといわれるが庭に栽植され、逸出して野生化しているなど、図鑑の表現はあいまいで生い立ちがはっきりしません。
ハキング道の両側につづく金剛山上のササは確かに白い縁取りがありましたが、庭に植えられているクマザサに比べ葉幅が細身であるなど少し違うような気もします。
クマザサほどではなくても、冬になると白く縁どられる笹はほかにもあるようですから、金剛山のササがクマザサかどうかは確かめられないままですが、雪の中のササの姿はまずまずのものでした。