寒い日が続き野に出ることも少なくなって、この日記もすっかりご無沙汰となっていました。
やっと出かけた野山も冬枯れで目立つものも少ない中で、木陰に赤い実が光って見えました。
ヤブコウジ:藪柑子(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)の果実です。
やや乾いた林下にふつうにある常緑小低木で、冬に赤熟する石果は長く木に残ります。赤い実が美しいので、正月の鉢物として寄せ植えなどに用いられ、千両、万両などとともに十両と呼ば縁起物になっています。
ヤブコウジの呼名は山橘(やまたちばな)となっています。
大伴家持は “この雪の 消(け)残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む”(万葉集巻19−4226)と詠っています。
雪こそ積んでいませんでしたが、赤い実は確かに照り輝いていました。
やっと出かけた野山も冬枯れで目立つものも少ない中で、木陰に赤い実が光って見えました。
ヤブコウジ:藪柑子(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)の果実です。
やや乾いた林下にふつうにある常緑小低木で、冬に赤熟する石果は長く木に残ります。赤い実が美しいので、正月の鉢物として寄せ植えなどに用いられ、千両、万両などとともに十両と呼ば縁起物になっています。
ヤブコウジの呼名は山橘(やまたちばな)となっています。
大伴家持は “この雪の 消(け)残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む”(万葉集巻19−4226)と詠っています。
雪こそ積んでいませんでしたが、赤い実は確かに照り輝いていました。