木々の芽が動き始めた早春の雲仙温泉、白い湯けむりが噴き出す雲仙地獄周辺は厳しい環境のせいか、生育するおおくが中低木で樹種も限られているようでした。
中でも目立ったのは赤い冬芽を膨らましたネジキ:捻木(ツツジ科ネジキ属)です。
ネジキの冬芽は、赤色の一年枝につき、卵形で長さ5〜7mm、牙鱗は2枚向き合い、枝と同様に光沢ある赤色です。葉痕は2列互生して半円形、維管束痕は1個です。
誰がいい始めたのかわかりませんが、サイフリボク(‘12年2月21日記事)、コクサギ('12年2月22日記事)と共に3大美芽の一つにされている光沢ある赤色の新枝と冬芽は、ヌリバシ(塗箸)、アカギ(赤木)、アカンボウ(赤ん坊?)など呼ばれ、生花の花材にもなります。近づいて見る赤い冬芽はもちろんですが、マッスで見る伸びた赤い枝先も、春の訪れを感じさせて柔らかな美しさです。
名のとおり幹は捩れてよく分枝します。5〜6月葉脇から長さ4〜6cmの総状花序を出し米粒のような白い花を多数下向きにつけます(06年6月19日記事)。カシオシミ(貸し惜しみ)という変わった別名がありますが、由来はわかりません。
きれいな色ですが枝葉ともに有毒といいます。
中でも目立ったのは赤い冬芽を膨らましたネジキ:捻木(ツツジ科ネジキ属)です。
ネジキの冬芽は、赤色の一年枝につき、卵形で長さ5〜7mm、牙鱗は2枚向き合い、枝と同様に光沢ある赤色です。葉痕は2列互生して半円形、維管束痕は1個です。
誰がいい始めたのかわかりませんが、サイフリボク(‘12年2月21日記事)、コクサギ('12年2月22日記事)と共に3大美芽の一つにされている光沢ある赤色の新枝と冬芽は、ヌリバシ(塗箸)、アカギ(赤木)、アカンボウ(赤ん坊?)など呼ばれ、生花の花材にもなります。近づいて見る赤い冬芽はもちろんですが、マッスで見る伸びた赤い枝先も、春の訪れを感じさせて柔らかな美しさです。
名のとおり幹は捩れてよく分枝します。5〜6月葉脇から長さ4〜6cmの総状花序を出し米粒のような白い花を多数下向きにつけます(06年6月19日記事)。カシオシミ(貸し惜しみ)という変わった別名がありますが、由来はわかりません。
きれいな色ですが枝葉ともに有毒といいます。