高野山不動坂で見かけたカラスウリの仲間です。
崖下の遠いところにあった高木にからみついていたので確かめようがなかったのですが、葉の切れ込み具合などからオオカラスウリ:大烏瓜(ウリ科カラスウリ属)と見立てました。
暖地に生えるつる性の多年草で雌雄異株、葉は心形または腎心形で、掌状に5〜7裂し、表面には密に短剛毛があります。
縁がレース状に細裂する花は、ほかのカラスウリの仲間と同様ですが、花が昼も開いていること、花柄に大きな苞葉がありふちがふさ状に裂け、萼裂片に鋸歯があるのが特徴といいます。
液果は楕円形〜球形で長さ5〜8cm、朱赤色となります。
初めてなのに遠くからしか見ることができなかったのが残念でした。