万博公園花の丘のポピー畑のあとが、こぼれ種による自生のカミツレ(キク科シカギク属)で一面覆われています。近づくとハーブの香がただよっていました。
カモミールとも呼ばれるヨーロッパ原産の1年草で、あちらでは古くから薬用として利用されてきました。乾燥した頭花に熱湯を注いだお茶は、鎮静、発汗、解熱などに効果があります。
秋に種をまくと春に大きな株に育ち、葉は糸のように切れ込みます。5〜7月茎の先に、白色の舌状花、筒状花は黄色で丸く盛り上がります。
代表的なハーブというものの、これだけ繁茂したのを見ると、有り難さも薄れてきます。