昨日のシラネアオイもそうでしたが、キヌガサソウ:絹笠草(ユリ科キヌガサソウ属)も、どんな実がなっているのか気になっていた花でした。7月11日の花の記事は、「熟すと暗紫色になる液果は香りがよく甘くて美味しいとは知りませんでした。」で終わっています。
8月末のキヌガサソウは、2ケ月前白色だった外花被片が、紅紫色を経て淡緑色に変色し、雄蕊?は茶色に縮れています。先端に8個の花柱が残存する果実は緑色で、まだ未熟ですが8個の稜がはっきり出ています。
黒紫色になり、香りがよく、甘くて美味しいというキヌガサソウの熟した姿に会えませんでしたが、なんとなく想像できる気がしていました。(8月31日撮影)